どなた様もお気軽にお越しくださいませ。
渡辺うめさんは、明治40 年青森に生まれました。北海道大学医学部付属病院看護法講習科で学んだうめさんは、東京の南山小学校の看護師として働きました。その頃から独学で人形作りを始め、戦争末期の昭和19 年に夫の郷里である養父市に疎開されました。無医村だったその村で、うめさんは看護師となって農家の方々と親しく交流しました。
人形はその頃の農家での経験や記憶をもとに、農村の日常風景、使われていた道具や衣服など細やかな部分まで当時のままに再現されています。どうぞ、心温まる渡辺うめさんの人形に出会って頂き、農村の暮らし、家族の温もり、そしてふるさとへの思いに浸って頂ければ幸いです。
この度の展覧会は、渡辺うめさまの御長女、石野眞菜さま所有の人形10 点と、吉田ふみゑさま所有の人形1 点、うめさまとも交流のある、前田順子さまの和のキルト作品をお借りして開かせていただきます。
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【開催概要】
日 2014年5月3日(土)~13日(火)
時 間 午前10 時~午後4時
会 場 多福院 TEL 075-461-0467
( 京都市右京区龍安寺衣笠下町2番地)
協力金 300円
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◆5 月11 日(日) 午前10 時〜
第18 回 観音講『うめさんからの贈り物』
第18 回 観音講『うめさんからの贈り物』
吉田ふみゑさん(歴史・民俗誌「Sala(サーラ)」編集長)に
講演をしていただきます。
講演をしていただきます。